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株式会社東京メタル

ABOUT 会社紹介

新しいモノづくりにチャレンジし続ける少数精鋭の企業

当社は神奈川県川崎市高津区久地にある、従業員数50人ほどの企業です。創業は1939年。一貫してスプリングワッシャー製造・販売の道を歩み続けています。 スプリングワッシャーとは、平べったい鎖の輪を少しひねったたような形の座金です。ボルト・ねじやナットを占めるときにあいだに入っている部品で、ねじをゆるみにくくするための物です。 当時リン青銅を使ったスプリングワッシャーは業界で初の試みであり、お陰様で協力工場と共に大きく飛躍するきっかけとなりました。 1965年からはステンレス製のスプリングワッシャーに着手し高品質化を図りました。高度成長期ともあいまって需要が高まり、スプリングワッシャーの専門メーカーとして広く世間に知られました。おかげさまで鉄、ステンレス製品は60~70%のシェア、リン青銅製品は90パーセントの国内シェアを持っています。 NEC、シャープと共同開発した『解体を容易にする、形状記憶合金のスプリングワッシャー』、ゆるみを止めボルトナットの落下を防止する『ヨッシャー』では特許を取得。ISO9001も取得しております。 プレス加工においては、精密機器製造に欠かせない部品を生産。「最新のテクノロジー」と「長年培った職人さんの手作業」の掛け算で『ミクロン単位』へこだわる複雑な形状への対応は他社では再現できない技術と高く評価され、多様な企業様から「なくてはならない存在」としてご用命いただいています。小さい会社ですが、なかなか頑張っています。 今後もさらに技術を磨き、新しいテクノロジーも導入しながら、100年後も求められ続ける会社として成長していきたいと考えています。 これから社会に出ていく皆さんにも、弊社でこういった技術を身につけて、「世の中に無くてはならない存在」として次の世代にこの「ものづくりの技術」を残していきませんか? みなさんと一緒に100年後も無くてはならない存在になり続けるよう、技術を磨いていきたいと思います。ぜひいちど当社の職場を見に来てください。

BUSINESS 事業内容

100年後も信頼される製品でありたい。

スプリングワッシャー部門
まずは、ワイヤー材を圧延し(回転するロールで金属を押しつぶしながら引き延ばす工程)、コイリング(引き延ばしたワイヤー材をコイル状に巻き付けていく工程)、切断を経て、平たい輪っか状のスプリングワッシャーを成形し ています。 成形されたスプリングワッシャーは最終工程としてバレル研磨にかけられます。バレル研磨とは、容器に成形した製品と研磨材(石)とコンパウンドを入れて、回転や振動を加えることで研磨していく、製品化の最終工程です。この工程を終えて磨かれた製品は、発注先ごとに梱包し出荷されていきます。
プレス金型部門/プレス加工部門
この工程で製造する製品はすべてがオーダーメイド。ミクロン単位にまでこだわることができる当社の技術の粋を集めた工程です。 顧客からいただいた図面または現物を基に、二次元CADや三次元CADを使い金型図や製品図を作成することから工程がスタートします。 そのCADデータ(CAD:設計図などのモデル制作作業をパソコン上で行えるようにするためのソフト)からCAMデータ(CAM:CADで作成した図面のデータからNC工作機械を動かすための“ツールパス”という加工プログラムを作るためのソフト)を作成し、マシニングセンタ(中ぐり、フライス削り、穴あけ、ねじ立て、リーマ仕上げなど多種類の加工を連続で行えるNC工作機械)、ワイヤーカット放電加工機(細いワイヤー状の電極を使い、糸ノコのように金属を切断する機械)を用いプレートや部品を製作します。 ※NC工作機械:素材に対する工具の順番や加工に必要な作業工程を数値情報で指令を出す「NC装置」を備えた工作機械のこと。
プレス製造部門
充実した加工設備と蓄積されたノウハウを元に、金型部門との連携により高い精度が要求される量産加工技術での製品生産を行います。プレス可能から後処理、組立てまで、自社での一貫した生産体制で行うため、従来であれば難しかった複雑な形状など、高品質で顧客満足度の高い製品を製造しています。 プレス金型部門で制作した「金型」を専用のプレス機にセットし、金属材料を成形して生産します。軽量で耐久性があり、大量生産が可能な上、加工速度が低く低コスト、また、表面処理により高級感を表現するなど、様々な形状で製作することができることから、大手メーカー含む多数の企業の製品に使われている、いわば『縁の下の力持ち』です。